「いつもこう」を見直そう!

健康だけでなく仕事にも影響を与える生活習慣について考えます。

忙しい仕事をこなすには正しい生活習慣を!


高齢者介護の仕事現場は毎日とても慌ただしいです。
例えばデイサービスの施設では、早朝に出勤しその日の利用者さんの確認と、お迎えの車のルートを確認します。
その後は通勤ラッシュの道路を、大きな車で約束の時間通りに送迎に行けるよう安全に運転をします。
体の不自由な高齢者が利用する施設なので、約束の時間に支度が間に合わない場合も珍しくありません。
送迎後はリハビリや作業が開始され、すぐにお昼ご飯の時間なのです。
お昼ごはんは麻痺などの理由で自力で食べられない人もいるので介助が必要ですし、むせて危険が無いように見守りも必要です。
午後にもお楽しみの時間があり、また送りに行く時間になります。
その間も、入浴の介助や頻回の排泄介助が待っています。
そして介護現場は、人手不足の会社が多いのが現状です。
まずゆっくり休憩時間を取る事は出来ません。
したがって介護スタッフのお昼ごはんは、急いで食べることになります。
常にどんな時でも早食いなのは、介護士として働く人の職業病なのかもしれません。

介護の仕事は体力勝負です。

力が必要だし、すぐに疲れているようでは人のお世話は出来ません。
人手が足りない現場では、体調不良を理由に休んで同僚達に迷惑をかけるわけにはいきません。

そのためには健康管理が必要です。

まず生活習慣を見直すことから始めましょう。
早食いは体によくないので勤務中は仕方がないにしても、その他の時には早食いをしないよう心掛けることや、睡眠や運動など規則正しい生活が送れているか振り返ってみましょう。
もしバランスが崩れているようなら生活習慣を改善しなければなりません。
いつも元気な笑顔で高齢者の皆さんのケアを続けられるよう正しい生活習慣を身につけることの大切さを知っておく必要があります。