「いつもこう」を見直そう!

健康だけでなく仕事にも影響を与える生活習慣について考えます。

相手の生活習慣を把握することも仕事

介護の仕事に携わっている人は高齢者の生活習慣や意向などを理解しておくことが求められます。

普段の生活を援助するにおいて料理をすることがありますが、料理での味付けや栄養・バランスに気をつけなければいけません。
高齢者が高血圧な場合塩分を少なくしたり味付けを薄くして下さいという医療関係者から指示があると、味付けや分量を工夫する必要があります。
とはいえ長年の食生活の影響からその人の好みの味があるので、すぐに変えるのは難しいでしょう。
健康上の指示や高齢者の意向などを考えながら、調味料の量を少し変えたり何かしら工夫しながら様子を見ることが大切です。
塩分を少なくしてダシの方を濃くしたり、醤油を使わないでポン酢など代わりの調味料を使ってみるなど、高齢者が食欲を落とさないように知恵を使わなくていけません。
事前に高齢者の食生活を把握することも必要です。

介護の仕事は、調理の知識やスキルなども求められる仕事です。

高齢者の健康状態や身体機能などに関する情報を積極的に入手するため、日頃からコミュニケーションをとることが求められます。
高齢者と会話を行い、情報をなるべく収集するよう常日頃から心がけ質の良い介護を行う努力が大事です。
相手から「ありがとう」と言われたり笑顔をもらうと、やりがいや達成感などを感じることがあります。
介護の仕方は人それぞれですが利用者が喜んでくれることを目的に、辛い仕事を乗り越えて長く続けている人たちがいます。